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  • 執筆者の写真sendaigreenassocia

続・キャンプ道具沼(クッカー編)

 以前の記事にも書かせていただきましたが、キャンプ道具というのは油断しているといつの間にか増殖していくもの(不思議ですね!)今回は私の道具遍歴?クッカー編をお話しいたします。


 私がどっぷりとはまった沼は「クッカー沼」と呼ばれるもの。※その他にも「テーブル沼」「バーナー沼」「ケース沼」など、キャンプ界には様々な沼が存在します。心当たりのある人もいるのでは?


写真と本文は一切関係ありません


 私の場合、キャンプを始めた時は家族で楽しんでおり、最初は自宅で使用している鍋やフライパンを使っていました。当然のことですが家族4人が食べる料理を作るのに全く不便はありませんでした。

 

 その後、丸鶏のローストやパンなども作りたくなり、ダッチオーブン(10インチ)を購入。鋳鉄製の調理器具の魅力にはまり、12インチ、8インチ、5インチとダッチオーブンを買い足していき、スキレットにも手を出し始めます。



 この段階になると、もはや家の台所には置ききれなくなり、家人からは「こんなに重い鍋で料理は出来ない」と言われる始末。10インチのダッチオーブンは直径23センチ、重量は6.6キロありますので、これに食材を入れた場合の重量は推して知るべしです。油が馴染み、美しく黒光りする馬鹿重い鉄鍋を使うのは、いつしか私だけになり、一部を除いて自室に鎮座することとなります。おいしい料理が作れる魔法の鍋なんだけどね・・・ダッチオーブンの魅力についてはそのうち書きたいと思います。

 子どもが成長するにつれ、家族でキャンプをすることもほぼ無くなり、私のキャンプスタイルはソロキャンプへと移行していきます。あらゆるキャンプ道具に魅力を感じ、道具を使うことに喜びを感じている私であっても、ソロキャンプにダッチオーブンを持っていくことはありません(重いから・・・)。

おのずと興味・関心はソロ用のクッカー類に向けられていくことに。

 お持ちの方はお分かりでしょうが、ソロ用クッカーというものは、サイズが異なるクッカーをスタッキングすることができ、その中にカトラリー類を収納して軽量コンパクトに道具を持ち運びできるのがポイントです。しかしながら、「鍋マニア」と呼ばれる人種は、普通に販売されているセットでは満足せず、独自にクッカーを買い足し、さながらマトリョーシカのごとく、鍋の中にはサイズ違いのクッカーが収納できるオリジナルのクッカーセットを開発?するのです。これが俗にいう「スタッキング沼」です。

 この沼にはまると、アウトドアショップに行っても、「これはあのクッカーにきれいに収まりそう」だとか、「この組み合わせも悪くない」など、本来の目的を逸脱した不審な行動をとりはじめます。アウトドアショップの調理器具売り場にてメジャーで鍋のサイズを図っている人がいたら、間違いなく「沼の住民」。ぜひ温かい目で見守ってあげてください。

 達人の域に達すると、スタッキングした鍋と鍋の隙間はわずか数ミリ、全部スタッキングしてもカチャカチャと音がすることもなく、きっちりとスタッキングされた姿は、さながら様々なキャンプメーカーのコラボレーションが織りなす造形美といったところ。

 

 ここまでお読みいただいた方は、なにがしか心当たりがある方。一般の方はおそらく呆れて読了には至らないことと思います。お付き合いいただきありがとうございます。

 最後に、私が長年かかって組み合わせた究極?のクッカーセットをご紹介します。






なんということでしょう!

ソロキャンプしかしないのに・・・


沼の住民の皆様はぜひ高評価ボタン💛を!

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